【まろやかで上品な味わいと甘味が有るのが特徴】
2013年12月に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録された事もありまして、世界中で和食が注目されております。その和食の味の決め手となるのが出汁です。数ある昆布の種類の中でも当店のおすすめはこの「真昆布」です。

真昆布と聞いて馴染みの無い方もいらっしゃると思います。それもそのはずで、漁獲量約90%が大阪に出荷されているのです。何故大阪なのか?食い倒れの町という事もあるかもしれませんが、実は歴史的に大阪が「天下の台所」と言われ全国の美味しいものが大阪に集まっていたのです。特にその時代に蝦夷地より運ばれ、流通していたのは「真昆布」がほとんどでした。

そんな真昆布の特徴は、まろやかで上品な味わいと甘味が有るお出汁ですが、他の昆布と大きく違う特徴が「うま味」なんです。
出汁に深みがあると言いますか、舌の上で「まったり感」がじわじわと続くのです。他のだし昆布との大きな違いです。お料理全体を整える様な「うま味」です。

北海道函館の海で育ち、漁師さんが手間ひまをかけ製品化した「真昆布」。是非一度お試し下さい。